リクガメはどれくらい食べたらいいのかの話

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

当院の受付には石川が過去に「ギリシャリクガメ」で発表したポスターを貼っています。

このリクガメは石川が16年間飼っていた子で、珍しい腫瘍で亡くなったため、来られた患者さんに役に立てる様に掲示しています。

外来で「リクガメが食べない。」という内容で来られる飼い主さんが多いですが、私が飼っていた子は飼って最初の数日と最後の数日のみが食欲不振で、その間は毎日食事を食べていました。

どれくらい食べなければ、おかしいかと言われたら、「1日」と判断します。

中には「2週間食べない。」で来られる場合もありますが、かなり厳しい状態の事があります。

特にピンポン玉サイズのリクガメは持久力がありませんので、慎重に判断したいですね。

食べなくなる理由は様々です。

栄養失調、カルシウム不足、脱水、肺炎、膀胱結石などがよくある体調不良になります。

冬季は単純に「寒い」というだけで調子が悪くなるケースもあります。

「子ガメは冷やすな」です。

飼ったばかりのリクガメであれば、「移動のストレス」もあります。

長旅の末に、飼い主さんの家に来ている個体もいます。

調子が良い個体の場合は、半日くらいはひたすら食べ続けている感じです。

チンゲン菜の1束などあっという間に消えていきます。

草食傾向強いのリクガメであれば、1日できるだけ沢山食べてもらうのが良いと思います。10㎝くらいまでのリクガメなら、「体重が増え続ける。」状態は最低限保ちたいです。

別のブログで書きましたが、サバンナオオトカゲなど乾燥系肉食の爬虫類は食事の制限を厳しくするべきですが、乾燥系草食のリクガメは逆に沢山食べてもらう方向でいくのがおすすめです。

種類によってさじ加減が違う点がポイントです。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章

 

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