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院長のひとりごと

新しく動物を飼うときの話

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

4月になり、新生活が始まり新しく動物を飼い始めるご家族も多くなるでしょう。

心構えで一つお伝えしたい事があります。

「飼って1ヶ月は体調を崩しやすい。」

それはワンちゃんでも、ネコちゃんでも、ウサギさんでも、ハムスターでもです。

加えて、爬虫類、両生類などは表情が読みにくいため、飼育が正解か不正解かの判断が難しく、ゆっくり弱っていく事もあります。

環境や食事が変わる。

長距離の移動を行う。

は動物をお迎えする上で、避けて通れない要素です。

さし餌が終わってないインコや離乳したばかりのウサギは非常にデリケートなのは当然でしょう。

また、爬虫類などの中には「チェコブリード」や「アメリカのブリーダー出身」といった経歴の持ち主もいます。海外から輸入された動物は、長距離移動の負担も考慮しておくべきです。

もちろん、良心的なショップさんであれば、体調や食事の状態を確認して、お渡ししていると思います。

ただし、飼おうとしているのは「生き物」です。

家電製品の様に3年保証などとは行きません。

「家に来たときは食べていたけど、しばらくしたら調子が悪そう。」

といった内容はあり得る話です。

心配し過ぎても良くないですが、

頭の片隅に

「上手くいっているかもしれないけど、急に崩れるかも。」

も考えておくと良いと思います。

やはり、動物を飼う前からその動物を診察できる動物病院をチェックしておくのが良いと思います。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章