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フクロモモンガについて

フクロモモンガの爪切りの話

こんにちは、BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

以前に比べたらフクロモモンガの診察はずいぶんと増えた気がします。

よくある問い合わせに、

「爪切り出来ますか?」

です。

「出来ます。麻酔なしで可能です。」

が回答になる訳ですが、色々とお話をさせて頂いてからになります。

そもそも、フクロモモンガは木の上で暮らしている動物です。

細かい作業になります。

木につかまるために、引っ掛かりやすい鋭い爪を獲得した動物です。

爪がタオルに引っ掛かるのは普通なのです。

爪はそんなに一生懸命に短くする必要はないと思います。人によっては爪切りはやらなくていいという方もいます。

フクロモモンガさんも割にジージー言ってストレスを感じている事が多く、たまに切る位でいいのではと思います。

フクロモモンガの保持は馴れが必要です。

ほとんどは麻酔なしで、切れます。

爪切りで鎮静麻酔をかける状況は理解できますが、爪切りのみで鎮静処置は負担を考慮して要相談としてます。

また、弱っている子や何か病気の疑いがある子は無理して爪切りは出来ません。

爪切りの前に、健診が必須です。

電話で「爪切り出来ますか?」は9割方大丈夫という気持ちがありつつ、本当に出来るかは動物自体を見て決めています。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章

電話 0433078296