エキゾチックアニマルの手術と病理診断の価値は?

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

当院はエキゾチックアニマルの症例が多い動物病院です。

そのため、腫瘍を切除したり、病的な臓器を摘出したりするのは仕事の一つです。

「ウサギの病的な子宮を摘出」

「モルモットのヒフ腫瘤を摘出」

「トカゲモドキの病的卵巣を摘出」

などが具体例となります。

そして、手術が終わった後には病的な腫瘤や臓器が手元に残るのですが、これらは診断のため「病理検査」に提出します。

よく、飼い主さんに「このできものは悪性でしょうか?」と聞かれます。即答は出来なくて、手術が終わって1~2週間後に病理医の先生から診断が出ます。

石川が飼っていた陸ガメの病理診断です。
待合室で公開中です。

病気になった細胞を顕微鏡で観察し、特殊な染色方法を駆使して病気の真相に迫る作業です。病気の原因を特定し、診断を確定するのに欠かせない仕事です。

病理検査は膨大な知識と経験が必要です。普通の町の獣医師では難しく、獣医師の中でも病理検査に精通した専門家が行う仕事です。飼い主さんと会う事がない専門的な獣医師さんです。

特に我々のジャンルである

「エキゾチックアニマルの病理診断」

に強い病理医は非常に貴重です。

腫瘍の摘出は「手術をする獣医師」と「病理診断をする獣医師」の共同作業です。依頼を頂く飼い主さんにはこの価値が伝わりずらいと思いますが、少しでもお伝えしたく書いた次第です。

飼い主さんにはA4の紙1枚で病理診断書をお渡ししますが、その紙には多くの情報が含まれているのです。

ぜひ、お渡しした病理診断の紙はなくさずに大切に保管して頂きたいです。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章

 

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