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院長のひとりごと

ネットがなくても調べられるか問題

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

インターネットがなくても動画の調べものが出来るかというお話です。

ネット上のサイトや動画は豊富です。一方でへんてこりんな内容を載せているサイトもありますから注意が必要です。

私はギリギリ、「インターネットがない時代に動物を飼う。」という事をしていた世代ですので、高校生位までは紙の情報が主でした。

ネットで動物の事を検索していた記憶があるのは大学生の時からです。

大学が青森の田舎にあったという事もあり、ショップのHPや業界内の著名人のサイトを見ていました。そうそう簡単に東京のペットショップへは行けないのです。

確かにネット検索は必要なのです。

しかし、ネット検索のみで動物の飼育を開始するのはどうなのかという話です。

では何をするか?

本を読んだり、詳しい人に直接話を聞くのも勉強と思うのです。

書籍に関しては大きい本屋やマニアックなペットショップを巡り、少しずつ集めていました。

待合室の本棚です。厳選した動物の書籍ばかりです。

動物の新たな情報は「新刊」で見つけるものと高校の時は考えてました。

「千石先生」の爬虫類の本はバイブル的な内容で、繰り返し読んでました。

また、マニアックな店に行くと店主のオヤジが色々と語り出して「秘伝の技?」や「濃い目の情報」を伝授してくれたりもしました。ホームセンターの店では出来ない、良き個人店の味のある話です。

これらは、単なる知識よりも上の「実技の伝授」を含む時があります。

「動物の飼い方はネットで調べましたが、良く分かりません。」

という事では、飼われている動物が不憫です。なんか、弱いですよね。

ネットから入りつつ、詳しく書いてある書籍を読んだり、玄人な人物に聞いたりすればいいのです。

「健診」という形で当院に来て頂いても構いません。話をしましょう。

少なくとも

「誰が書いたか分からないサイト」

よりも

「著者の分かる書籍」

の方が情報の正確さは上です。

時に素晴らしいネットのサイトや微妙な本もあります。それはそれで良いのです。

それを、あれやこれやと調べていくのも一興と思いますがいかがでしょうか?

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章