鳥類の診察紹介

鳥の健診5コース

基本的に病気を隠す動物です。健康状態を定期的に確認する事が大切です。
簡単な健診(Aコース)から利用される方が多いです。
栄養管理や体重の測定で予防できる病気も多くありますので、病気でない状態から体調を整えておきましょう。健康な子であれば「フォージング」の話もしていきます。

また、Aコースの次に多いのは健診Dコースです。通常の健診に「鳥の遺伝子検査2項目」が加わります。人に感染する恐れのある「鳥クラミジア」やセキセイインコに多く見られる「PBFD(オウム類嘴羽毛病)」を検査します。隠れた感染症を詳しく調べたい飼い主さんにおすすめです。感染症を持っていながら、表に病気の症状を示さない鳥さんが時折います。

◎鳥の健診

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検便、そのう検査

飼い始めのセキセイインコでは検便で「カビ」が見つかる事があります。体重が減る前に治療を始めたいですね。
そのう検査では口内や鼻腔内の感染を検査します。インコ類、フィンチ類問わずに鼻炎になってしまう鳥さんはよく見ます。

写真①

過剰発情や異常産卵

繁殖された小鳥たちは、非常に繁殖力が高いために発情や産卵に関するトラブルが多くなってきます。産卵が続くと、体力や栄養状態が低下して難産になりやすくなります。卵詰まりや卵管の中で卵が割れたりする状態は急を要する体調です。
見た目が元気でも、計画性のない産卵は要注意です。ぜひ、ご相談下さい。

写真②

金属中毒

鳥類は時に小さな金属片を誤飲してしまう事があります。元気だったのに、急に調子がわるくなり、便が濃い緑色になったら中毒が疑わしいです。
症状に応じて解毒剤や点滴治療を行ないます。
また、金属以外にも様々な異物や食べ物を誤食する事がありますので、放鳥時はよく様子を観察していただきたいですね。

写真③

羽毛異常

鳥類は自分で羽の管理ができる動物です。
羽が変形したり、抜けて生えてこない、色が変わったりしたら病気の可能性があります。
セキセイインコならPBFDといったウイルス感染、オカメインコのルチノー品種なら肝不全という定型の病気もあります。
羽に異常があっても、元気食欲は正常なことも多いため、おかしいと思ったら早めに診察をすすめています。

足を上げる、握力がない

関節炎、骨折、脱却など骨格に関わる痛みの他に「痛風」や「雌の卵管の病気」でも足に違和感が出る場合もあります。
見た目だけでは判定しにくいため、レントゲン検査を行って鑑別を進めていきます。

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